株式投資をはじめる第一歩!証券会社の選び方
株式投資をはじめるためには、まずは証券会社で証券口座を開設する必要があります。
株式投資をはじめる最初にやってくる第1の関門となります。ネット証券なら口座開設は超簡単なのですが、はじめて開設する人にとっては、なんか難しそうとか面倒くさそうというイメージからハードルが高く感じているのではないでしょうか?実際にやってみるとこんなに簡単なんだということが分かりますので、まずはサクッと口座開設やってしまいましょう!とは言っても、株は怖いという考え方が根強く広まっている日本では、なかなか自分からすすんで証券口座を作ろうとする人は少ないのではないでしょうか?それでも投資をはじめようと考えたあなたは、超優秀な方です!
あなたにあった証券会社選びの考え方や管理ページの使い方、口座の使い分けなどについて、初心者にもわかりやすく説明していきます。
株式投資は早くはじめる方が有利!
残念ながら年金もあてにならないこれからの日本では株式投資をしている人としていない人とでは、老後資産に大きな差が生まれます。自分の労働以外でお金を増やしたいなら、株式投資一択です!しっかり学んで、正しい商品知識を身につけて、長期で積立て運用していくことができれば、過度に恐れる必要はありません。株式投資こそお金持ちに近づける最強ツールなんです!そして、何度も言いますが、株式投資は早く始めた人が断然有利な勝負です。少しでも余らせている資金があるなら、1日も早く株式投資をはじめましょう!
よく株式投資は難しいからしっかり勉強してから始めるという人がいますが、これはこれで間違ってはいません。しかし、いざ勉強してさあ投資をはじめようとしてもそれまでにどれだけの時間を費やしてきたのか?その時間が長ければ長いほど、運用の期間を短くしてしまうことになるのです。勉強は大切です。しかし、インプットばかりで行動を後回しにしていると投資機会を逃してしまうことになりかねません。2023年までのNISA口座について、口座開設はしているが運用を始めていない人が多くいたということからも2024年度から始まる新NISA制度は、制度内容も神改正されているので、証券口座の開設と同時に新NISA口座も併せて開設しておきましょう。
知識をつけている間にも口座開設も開設は済ませておいてください。投資したい銘柄が見つかっても口座がなければ、すぐに始めることはできません。1週間程度遅れても大して問題ではないと思っている人たちのために一つ参考になるデータがあります。これは、米国のチャールズ・エリスさんという方が書かれた「敗者のゲーム」という投資本からの引用になります。
1980年から2008年までの28年間で米国代表的な株価指数であるS&P500の年平均リターンが11.1%であったのに対して、株価が上昇しているベストな10日間に投資をしていなかっただけでリターンは8.6%まで下がるというもの。更にベスト20日間を取り逃したら6.9%まで下がり、ベスト30日を取り逃すとリターンは5.5%と約半分まで下がってしまうという実績を表しています。株式投資の格言に「稲妻が輝く瞬間に相場にいなければ、最大のリターンを取り損なう」というものがあります。
つまり、このことからも分かるように投資をはじめるならできるだけ早く、できるだけ長く投資運用を行なうことが重要ということです!口座開設を迷っている間に稲妻が輝くかもしれません!
そんなロスを減らすためにも投資をはじめようと思ったら、即実行あるのみです。
株式投資の情報は、こちらのブログでしっかりとお伝えしていきますので、まずは口座開設から始めてみましょう。ネット証券なら開設までの時間も数日程度でできますので、勉強を始める前にまずは口座開設を!
もちろん、口座開設は無料です。それどころか各ネット証券では新NISA開始に伴い、集客争いが激化しており、投資口座を開設して、口座にいくらかの入金をするだけでキャッシュバックがあったり、投資に対するポイント還元であったり、投資をはじめるには今がチャンスです!そういったお得情報もお知らせいたしますので、今日から資産形成をはじめましょう。
証券口座はどこで作る?
それでは、どこで証券口座を開設するべきなのか?結論としては、ネット証券一択です!詳しくは以下で説明させていただきますが、間違っても証券会社や銀行の窓口には行かないでくださいね!銀行は投信のプロではありません。証券会社は投資に詳しいですが、店舗を構えて営業を行なっているため、投資商品に対する売上(利益)が必要になってきます。土地代、人件費、広告費用などの経費を賄うためには手数料が高い商品の購入を薦めることで、利益を捻出しているのです。窓口でしか買えない商品で優れた投資商品はほぼないと言ってよいでしょう。むしろ、窓口になくてネット証券で買える優れた商品はたくさんあります。
例えば、全く同じS&P500に連動する投資信託をネットで買うと、購入時ノーロード(無料)、売却時も手数料無料、運用コストとして信託報酬と呼ばれる手数料だけは発生するのですが、ネット証券では投資信託の信託報酬は、最安値で0.05%から0.1%程度で購入可能ですが、一例ですが、窓口へ行くと購入時手数料が3.3%、信託報酬が1%を超えるような商品をおススメしてきたりします。それが、毎年のように搾取されます。連動するベンチマークは同じなので、運用実績もほぼを同じ結果となりますが、単純に手数料の高い商品を買わされてしまうのです。結果が同じなら手数料が安い商品の方が良いですよね!
もちろん銀行や証券会社の実店舗では、営利目的での商売ですから仕方ないのですが、情報弱者の弱みに付け込んで、自分たちの利益を追求して販売を行なっているのです。窓口営業のすべてがこのような営業をしているとは申しませんが、大半はこのような営業になっていると言われています。窓口で買ってはいけない商品を買わされないように基礎知識として
①新規設定のファンドや②テーマ型のファンドをおススメされた時は注意してください。
①は純粋に新しい商品なので、現場でも販売強化していることが考えられます。内容を確認してよい商品なら問題ないのですが、最初はその判断もつかないと思います。実際には、2,3年経たないとファンドの成績も出ませんので、そのファンドの将来性を判断できない初心者のうちは新規商品には手を出さない方が良いでしょう。
②テーマ型のファンドは、世間でもよく耳にするので良いかなと思ってしまうのですが、そういったファンドは、もう既に投資のプロたちが運用していて割高になっていることが多く、テーマ型には旬があります。ものによっては一瞬で値上がりするのですが、すぐにブームは去り株価低迷ということが少ないありません。
株の世界には、靴磨きの少年が株の話をしだしたら、株価暴落が近いというジンクスがあります。これは、投資のプロたちが先に動いて、その後投資家・一般人そして最後に投資に関心がないような人にまで儲け話が広まったときこそ、皆が株を買いまくって株価が高値を付けているところで、プロの投資家たちから相場を去る(株を売りきる)のです。そうなって、株価が暴落した後には、高値掴みした素人投資家には大きな含み損を抱えた株だけが残ってしまうのです。特にこういったテーマ型のファンドが新たに上昇してくることはごく稀ですので、テーマ型のファンドを購入する場合は、短期間で利確することを考えた方が得策です。
特にNISA口座での投資は長期運用が基本ですので、このような株を選ばないように注意が必要です。また、少しでもコストを抑えた商品を選ぶのが良いでしょう。
さて、それでは具体的にどこの証券会社で始めるのが良いかというと
SBI証券、楽天証券、auカブコム証券がお勧めトップ3になります。
この3社ならどこでも問題ありません。
証券会社を選ぶ基準としては
1,取扱商品が豊富
2,手数料が安い
3,ポイント付与率が高い
といった点を考えてみてください。
また、上記の他ポイントの有効活用の観点から言えば、自分がどのポイントを貯めているのか?や毎月面倒な株式投資をクレジットカードを使って、自動積立てできることから自分が普段から使っているクレジットカードから決めるのも一つの手です。
例えば、普段から楽天カードを使っている人は、楽天証券(楽天銀行)
三井住友銀行を使っていて、三井住友NLカードを使っているなら、SBI証券(住信SBIネット銀行)
au回線を使っていて、au経済圏をご利用ならauカードとauカブコム証券(auじぶん銀行)など銀行も併せて連携することで利用効率がさらに高まります。このあたりのお得情報は改めて別の記事で詳しく説明させていただきます。
参考までにMINKABUという投資サイトの比較表もご参照してみてください。
この他、番外編としまして、松井証券やマネックス証券なども選択肢に入れてみても良いでしょう。
実は、松井証券は、日本初のネット証券で100年以上の歴史があります。上記3社のようなクレカ積み立てやポイントサービスはないものの電話相談にも応じてくれるのでネットが苦手な方でも安心して投資ができるサービスが魅力です。
マネックス証券も上記3社同様クレカ積み立てができる証券会社でクレジットカードのポイント付与率は、ノーマルカード(年会費無料)では、最高の1.1%ととてもお得です。
松井証券とマネックス証券は特にユーザー画面の情報量が豊富で、NISA以外にも個別株取引やFXデイトレードなどにも挑戦してみたい方には使い勝手の良い玄人向けの証券会社です。
皆さんの生活スタイルに合った証券会社をお選びください。
NISA口座は、1社でしか開けませんが、特定口座や一般口座はいくつでも開設可能ですので、例えばNISA口座は楽天証券、日本株は松井証券、米国個別株はSBI証券など、証券毎の強みを活かした使い分けをしても良いでしょう。どこの証券会社も口座開設は無料ですので、複数口座を持つこで株式投資の情報量も増えますし、時期によっては口座開設+一定額の入金でキャッシュバックやポイント付与などの特典もあります。資産の分割管理の観点からもいくつか持っておくのも一つの手です。